赤ちゃん用石鹸であればどれでも肌に優しいの?
赤ちゃん石鹸といえば、固形石鹸タイプやベビーソープのような液体・泡タイプのものなど色々な赤ちゃん用石鹸がありますが、どれでもお肌に優しいといえるのでしょうか?
どうやら全ての赤ちゃん石鹸がお肌に優しいわけではなさそうです。
ベビーソープや固形石鹸のような赤ちゃん石鹸であっても、大人のボディソープや洗顔石鹸などと同様、成分の組み合わせで作られています。それは化粧品である限りは変わりません。
赤ちゃん用だからといって、ベビーソープには大人用のボディソープとは全く異なる成分が使われているというわけではないのです。
では、何をもって赤ちゃん用と大人用に分けられているのでしょうか?
それは、つまりお肌への優しさが基本的には基準になっているはずです。
そうでなければ、そもそも赤ちゃん用と大人用なんて分ける必要がないわけですから。
では、赤ちゃん用のベビーソープと大人用のボディソープではどのような点が異なる傾向があるでしょうか?
赤ちゃん用のベビーソープの特徴を挙げますと、
・合成香料や合成着色料が無添加なものが多い
・ラウリル硫酸Naなどの硫酸系洗浄成分を使っていないものが多い
・配合成分数が少ないシンプルなものが多い
・防腐剤にパラベンを使っていないものが多い
・泡立ちが控えめなものが多い
・泡切れの良いものが多い
だいたいこのような特徴があります。
大人用のボディソープはかなり香りにこだわっているものや、モコモコとしたクリームのような泡立ちといった要素にこだわるものが多い傾向があります。
結局赤ちゃん石鹸や大人用の洗浄系化粧品の違いは求められているものの違いが大きいのではないでしょうか?
赤ちゃんには安全を求める方が多いので、安全&安心を叶えるものが多い傾向にあり、
大人の場合にはイイ香りに包まれたいとか、気持ちの良い泡でバスタイムを楽しみたいといった色んな要望を叶えるためのものが多くなっています。
あくまでも傾向といっているのは、
赤ちゃん石鹸であっても、お肌への優しさを度外視した商品はないとはいえませんし、
大人用でもお肌への負担を考えてこだわって作られたものもあるからです。
そのため、赤ちゃん用石鹸であれば、どんなものでも肌に優しいのかといいますと、
お肌に優しいものが多い傾向ですが、必ずしもお肌に優しいものだけではないということになります。